その世界はまだ深緑に覆われた豊かな世界だった。
まだその世界には神々が息づいていて、
人々は日々を生きるために、
神を恐れ、敬い、共に寄り添って生きることを選んだ。
世界はそれで成り立っていた。
薄く危うい存在感、
悠久に遠しい距離感、
神と人々の境は計り知れない。
そして、
そんな世界の中で人知れず物語は動き出す。
或る者が望んだ罪、
それが物語りの始まりとなった。
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第二話
第三話
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第十六話
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おまけ
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